もっとの先

「もっと楽しいライブ創りますから!

もっともっとすごい菊池風磨になりますから!」

 

こんなに嬉しい言葉はないと思った。

これ以上があるのかな?…ないかもしれない…って一瞬思ってしまうくらいの夏だった。

大きな歓声と会場の一体感にとっても嬉しそうに照れながら、ふにゃって笑った顔。

終わりたくないって子供みたいに言った、あの時の泣き顔。

ああ、ここでしか見れない顔だ。きっと自分を愛してくれる人にしか見せない顔なんだろうって

そんな風に思った。

 

それは、2015年8月の暑い日のはなし。

  

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 Sexy Zone presents Sexy Tour ~STAGE~

無事に最後まで完走おめでとうございます。

 

って言っても、もう1ヶ月経つんですよね…笑 オーラス後から仕事が激務だったため、少しずつ少しずつ書き溜めていたら、ものすごく長くなっちゃった〜〜笑 毎度ながら長いですけど、気持ちを残しておきたいので書きます!!

 

こんなに時間が経つのが早いと思ったライブは初めてでした。

とにかく時間を感じさせないライブだった。約2時間半ステージに広がる世界に引き込まれた。体感時間はものすごく短い気がするのだけど、終わった後の充実感がすごかったな〜

今回は細かく思ったこととか覚えておきたかったので、珍しくセトリ順に感想を書いたりしてみました。全く大したことは書いてません。

めちゃくちゃ長くてまとまりのない、私の感想メモです。笑

 

vivifm.hatenablog.com

 

ここでは、今回のライブがなんでこんなに好きだったのかを、書き残しておこうかと思います^^

 

◇ステージ構成

まず、開演前にのりふまラジオで今回はステージのセットとかも攻めてると風磨くんが言っていたので、何か変えてくるんだろうなってなんとなく予想はしていました。

名古屋初日、開演時間が過ぎた頃なんとなくドキドキしながらTLをのぞいてみると、外周がない…花道がない…センステもない…。と、かなりザワザワしていた。。。

最悪じゃん…これは酷い…って声も挙がっていたのは、なんとなく理解していて。これ…大丈夫なの…風磨くんに非難の声が集まっちゃうんじゃ><ってモンペの私は、違うドキドキも混ざって、開演時間が迫るとふま担3人どんどん口数が減って何も喋れなくなっていました。笑 

ジャニーズのライブでアリーナ一面にぎっしり座席だけが並んでいる光景初めて見ました。会場に入って正直に思ったことは、「わ〜〜〜これは勝負に出たな。。。この形はまだセクゾンちゃんには早いんじゃないか」ということ。セクゾンだけでなく、彼らのファンの雰囲気的もこの距離感は難しいんじゃないかと思ったんですね。やっぱりファンサを目当てで来ている子は沢山いるし、ファンサは今までの彼ら自身にとっても一つの大きな売りだと思ってたから。

でも幕が開いてみたら、そんな心配すぐ飛んでいった。細部まで練られた演出・パフォーマンスと彼らがファンと育んでいく会場の一体感で距離を感じさせないライブになっていた。今の会場規模だからこそできる挑戦というか、広すぎないからこそ活きるライブだなって思ったんですよね。5人がまとまって動くことで、観客の目線が散らばらないし、同じものを見ていられるから自然と会場にも一体感が出てた。

後に、風磨くんがMyojoでメインステージとバックステージだけにして、花道を作らなかった理由を3つ挙げていて。

 1 ひとりでも多くのお客さんを招待したかった

 2 よりショーアップしたパフォーマンスを見せるためにステージに集中して欲しかった

 3 国際フォーラムでやった1stコンサートの会場のレイアウトを意識していて、"原点回帰"って意味も込めてる

ここまで考えてるのか…と;;素晴らしいよ;;

決してファンサとかが面倒だから花道とか作らなかったのでもなく、ファンサ欲しい層が多いことも絶対ちゃんとわかってると思うのね。でもそこを思い切って無くすことで、今までとの明白な違いを見せたかったんじゃないかな~~ってステージ構成を見て思いました。

会場入った瞬間、あれ…何かが違うぞ…?!って一瞬で思わされるので、これは思い切ったけどいい挑戦だと感じたな〜〜!

 

 

◇セトリが最高だった

今回のライブ、セトリの緩急が本当に素晴らしくて本当に観ていて気持ちが良かった。メンバーがステージ上にいない時も、映像や照明等でうまく繋いでいて飽きさせない流れが本当に上手い。私ジャニーズのライブでよくありがちな、終盤にここからラストスパートだぞーー!!みたいなアレ(完全マイウェイ/Just 今しかないが流れてくるようなアレ)が、あまり好きではないんですね。そこで、あ、終わっちゃう…って一瞬で時間を感じてしまうから。それが無かったのもすごく好みでした。

好きだったのは、RTT~ハイハイまでの盛り上げ、ミスミス〜ラブコンのおフェロコーナー、Sexy Zoo→オキテ→Slow Jamまでのグループの幅を魅せる流れ。がすごく好きでした。各々のソロを続けてソロコーナーとして進めるのではなく、グループの中の1つの曲として上手くセトリに組み込まれていたのも良かった。ソロが続くと演者にとっては少し楽になるのだろうけど、見ている方にとってはお目当の子がずっと出てこなかったりすると、そこで集中が一度切れてしまうこともあるだろうから、その辺も上手くソロをポイントに挟むことで会場全体を集中させていたな〜と思います。

ふま→けんの対極に置かれたソロコーナとか、最高でしかなかった。。。

 

ソロを5人で歌う試み

ソロ曲を他の誰かが歌う、みんなで歌うって光景は他のグループでも見たことがあった。だから、いつかセクゾンちゃんにも!ってずっと思ってました。

でも、実際に5人のパフォーマンスを見て、個々の活動にも重きを置いてきた、セクゾンだからこそ、ソロ曲を5人でやることに大きな意味があるんだって感じました。

セクゾンは、上3人がソロコンを2年連続やったりしていて、上3人のソロがすでにそれぞれ10曲くらいずつあるんですね、このペースかなり異例だと思うんだけど私は、それぞれ3人のソロ曲がすごく好きで。っていうのも3人とも全く色が被らないから個性的でいいな〜この個性の方向性が被らないのはめちゃくちゃ強みだな〜〜ってずっと思っていて。

ただ、ソロの活動が増えていくと共に、ファンの好みにも色がつきはじめたような気がした時期があって。(これは本当に私の主観でしかないですけど。)

今までのライブでも、メンバーのソロコーナーで座る人を沢山目にしました。

そのたび、すっごくすっごく悔しかった。Jrのファンなら仕方ないのかなって思ったけど、セクゾンのファンも座るのか…ってどこか悲しい気持ちになりました。もちろんいろんな事情があるのは分かるから、座ることを全否定するつもりではありません。でも、悔しかったんだよね…あの時。

今でも忘れられないのが、たまアリのふまソロ。あの時は3人体制になってすぐのライブだったから、会場の雰囲気もあまり良くなかったんですけど。その時は、rougeから始まってFaKe, IGDの流れだったんですね。コーナーが始まると、みんなどんどん座っていくんだ。紫のペンラを持っているひとだけが、ポツポツ立ってるんだよね…それがなんていうか…普通だったんだよ、あの時。

私はあの、たまアリのIGDが本当に大好きで。だから、悔しかった。「It's going down!」って「やってやる!決行だ!」みたいな意味なんですけど、あの時の風磨くんの気持ちにすごくリンクしてたんじゃないかなって勝手に思っていて。GTOもあったし3人体制になったあの夏。まっすぐすぎる想いを、言葉にして何度も何度も苦しそうに叫んでくれてた姿、ずっとどこか悔しくて忘れられなかった。

 

でも、今回STAGEでIGDを5人で歌って、周りの他担のお友達とかが「IGDかっこいいね!こんなにいい曲だって思ってなかった!」って言ってくれたことが、本当に本当に嬉しくて。あの時たまアリで悔しかった想いが、なんとなく昇華したような気がしました。

 

健人くんが会見で言っていた「ソロ曲は宝物」という言葉。それは、きっと各々のファンにとっても同じだと思います。その宝物を5人で、グループで共有することで、ファン同士でも音楽を共有することが出来るんだな〜〜って思いました。実はあまり知らなかった風磨くんのソロ曲を、自分の応援してるメンバーが歌うことで、いい曲だな。この曲好きだな。って思ってもらえるきっかけになる。それってすごく些細なことかもしれないけど、グループ全体を好きになる大切なきっかけ・要素だと思っていて。ファンにとっても楽しみ方の幅が増えるから、とても素敵だなって感じました。

 

 ◇ファンの一体感

STAGEに来てたセクシーガールたち、今までどこにいたんです??!!!っていうくらいファンの盛り上がり、一体感が違った。

風磨くんがオーラスで言った『やればできんじゃん!』が今回のライブ、全てだと思う。本当に素晴らしかったと思います;;

 

私、初めてセクゾンのライブに入った時、ジャニーズのライブ久々だったから、若くて可愛い子たちがただウチワを持ってじ〜〜っと黙って立っている姿とか、ひたすらカンペうちわをめくってたり…うちわ何十枚も持ってたり…みたいな光景に結構カルチャーショックを受けたんですけど、(いや、ファンサが欲しいことを否定するのではなく、楽しんでる??音楽聴いてます??みたいな気持ちになったんですね…)何年も入ってるとその光景に慣れてきて、むしろそれに対応していく彼らのプロアイドルぶりも見ていて楽しいな名物だよなって思うようになってたくらいで。

それでも、ソロコンに入った時、ファンにマイクを向けて1コーラス歌ってもらった後の風磨くんの本当に嬉しそうな顔を見て、こういう顔をずっと見れたらいいのになって思ったんですね。でも、正直それはソロコンでしか見れないと思ってた。

 

でも風磨くん、今回のライブ演出をするって公言してから、何度も何度も「一緒に歌って欲しい」って口にしてました。自分の個人連載で、質問を投げかけたりしていたので、それに対する答えをツイッターで書いている人もちらほらいて。ざっとしか見てないけど、賛否両論といった感じだったから、なかなか難しそうだなー><って思ってた。

 

でも、今回どこの会場でどのライブに入っても、ファンの子たちがメンバーに合わせてペンライトの色を自主的に変えたり(いつぞやのセクセカでは、Jrたちに合わせてペンラの色を変えよう!みたいに指示してくれてもなかなか綺麗に変わらなかったりしていたよね泣)、あんなに大きな声を出して盛り上げて、歌ったりしていて(;;)

全部全部そこにあるのって愛じゃないですか。あんなにファンサ祭りのライブをしていたセクゾンがさ〜、自分を幸せにしてもらう瞬間だけでなく、彼らの笑顔が見たいんだ、幸せにするんだって思うファンを育てたんだな〜って。感動してしまった;;

愛はここにあるんだよ。愛しか救えないんだよ。ですね…

今回は声を出さなきゃ!というより自然に声が出てしまう…!っていう人も多かったんじゃないかな〜〜セトリを見ても、盛り上がるための、さりげない誘導が上手いなって思いました。

 

正直、声出す出さない問題については個人の自由だし好きなように楽しめば良いと思ってる人なんですけど、今回みたいに声出すポイントでイヤモニを外してくれたり、歌ったら凄く嬉しそうに笑ってくれたり、褒めてくれたりしたら、みんなそれが嬉しくてもっと声出すようになると思うんですよね。その関係性がきちんと出来上がっていて、いいライブだな〜〜いいファンにたくさん愛されてるんだな〜〜って感じたな〜。

曲間で\フゥー!/って声が上がったりするのもセクゾンのライブで出来ると思ってなかったし、風磨くんや聡ちゃんのソロ曲前とか聴くところは、騒がず聴く。っていう楽しみ方が出来る人も多かったのが、すごく好きだな〜〜って思った瞬間でした。

一定数のファンがそういう風に声出すところは出して、聴くところは聴いて楽しそうにしていれば、それがいつかセクゾンのライブの楽しみ方の基となって、いいライブを創る要素になるとずっと思ってたんですけど、今回のライブで一つの基が出来たんじゃないかな〜〜って思いました。

新しく見に来てくれる人たちも、ああセクゾンのライブってこんなに楽しいんだ!って思ってもらえると思うし、今後も今回みたいな盛り上がりが続くといいな〜〜〜!!

こんな楽しいライブが出来るグループのファンでいられることが本当に誇らしい><

 

 

◇5つ色を灯した才能たち

今回のライブ、いい意味で期待を裏切ってもらったことが多かったライブでした。

ある程度はしっかり追いかけて応援してきたつもりでしたが、それぞれのメンバーの知らなかった魅力、新しい一面をいくつも見ることができた気がします。

 

 勝利くんは、国宝とも言われる圧倒的な顔面力の美しさばかり話題にされてしまいがちだけど、今回のライブで前回よりも何倍も表現力が上がってパフォーマンスのレベルもかなり高くなっていたことに驚きました。Slow Jamの切ない表情とか…びっくりしたよ…。歌も発声が変わってすごく声が出るようになったし、ダンスも動きに無駄がないというか、キレを出す部分と力を抜く部分のバランスがとても上手だな〜と素人ながら思いました。

そしてなにより1年前と圧倒的にオーラが違った。立ち姿が綺麗。0番に立つ姿が、すごく自信にあふれていて凛としていて。かっこよかった…あんなかっこよくなってたなんて知らなかった…。

そして前までは、僕がしっかりしなきゃ!みたいな意識が少なからずあったんだろうけど、ふまけんが仲良くなったこともあってか、肩の荷が下りてたというか…ライブで何度もお茶目な姿を見ることができて、ああこの子こんな風に子供みたいに笑うんだな、って勝利くんに対して初めて思ったのが自分でも印象的でした。すごく勝利くんのこと好きになったな〜〜STAGEライブを通して。

最後の挨拶でも、毎回必ず「5周年の5都市ツアーを5人で周れて嬉しい」「このメンバーと一緒にいるだけで笑顔をもらえて、楽しいから何十年先もみんなを楽しませる自信がある」っていう気持ちを言葉にしてくれていて。

本人が薔薇日々でも書いてましたけど、毎回同じ言葉を同じ熱量で、平等に届けたいっていう勝利くんの誠実さが、すごく表れていてとてもらしい、優しい挨拶だと思いました。 誰かにとっては何度目かもしれないけど、その時の1回を楽しみに来る人も沢山いて。その一人一人に同じ想いを同じ熱で伝えるって簡単じゃないと思います。

毎公演、言葉の間とか声色とか表情から気持ちが溢れていて、同じ言葉を聴いていても、用意された言葉のようには聞こえなかったし、言葉がちゃんと生きていたから、同じ挨拶だとは思わなかったな。

風磨くんも前に言っていたんですけど、勝利くんはそこにいるだけで意味が生まれる人で、与えられた位置がそうさせた部分もあるのかもしれないけど、センターにいる時の凜とした美しさはセクゾンの、いやジャニーズの宝だと思うんだよね。他のグループにはいない存在だなって今回のライブですごく感じた。本当にビジュアル面だけではなく、人として誠実で真面目で綺麗で。セクゾンのセンターが勝利くんでよかったと何度思ったか;;

 

マリウスは、見るたび大きくなる…;;めちゃくちゃデカイじゃん…マリちゃん;;笑

見た目はもちろんだけど、彼が見ている世界がどんどん大きくなって視野が広がっているような気がしました。マリちゃんのすごいところは、可愛い可愛いって言われてきた天使の部分を失うことなく、自分の個性の幅を広げていること。変わらないために、変わり続けている人だと思います。きっと本人の中にある「人を幸せにしたい」という思いの芯がしっかりしていてブレないから、見ていると変わらない愛らしさに安心するのかもしれないな〜。

年々表現力が上がっていて、曲に合わせて表情をコロコロ変えていくマリちゃん本当に綺麗で。一つ一つの所作も綺麗なので見とれちゃう。マリちゃんの魅力は、ジャニーズのファンよりも、それこそ宝塚とか舞台が好きな層を惹きつけると思うので、外部舞台に出してもらえたらいいな〜〜絶対今までとは違う層を捕まえられると思う。

あとは年齢が上がってきて、英語を使ったり長身を生かしたスタイリングとか、そういうものがグループの表現にハマってきて、マリウスがいることでかなり幅が広がるなって。外国のボーイズバントとはどこか違う、マリちゃんを筆頭にセクゾンちゃんが持つロイヤル感、上品さみたいなものが、もっといろんな人に見つかってほしいな〜〜。

あとは毎公演、マリウスの挨拶が好きだった。難しいことを言うわけではないんだけど、すごく胸に届く声のトーンでゆっくり話すマリちゃん。言葉の選び方もすごく素敵だったな。オーラスの挨拶で、「日本来て右も左もわからなかった僕を成長させてくれたのはこの4です。だからこの4人に拍手をお願いします。」という言葉ジーンときた。そんな風にお兄ちゃん4人を慕ってここまで導いてくれたのは、マリウス自身の愛らしさと努力があってこそだと思うから。

マリちゃん、改めて日本に来てくれてジャニーズのアイドルになってくれてありがとう。

 

聡ちゃんは、毎回毎回色んな意味でレベルアップしてるな〜〜って。毎度ライブで見るたびビックリする!これは声を大にして言いたいんですけど、テレポを歌うそうちゃん、声色が曲にもあっていてすごく良かった!!!!

そうちゃんは、本当に努力の人だと思います。

今までいろんな我慢もしてきて飲み込むしかなかっただろうこと沢山あったと思う。でも、その我慢強さというか…くじけそうになっても腐ることなく諦めず前を向いてきたことって絶対無駄にならないぞって、そういうメッセージ性みたいなものが、今のそうちゃんの魅力でもあるなって感じました。これまでもそうだけど、これから先のステージで、それを証明してほしい。辛いエピソードとしてではなく、ここまで来たぞ、っていう感覚を自信に変えてほしい。

聡ちゃんっていつも全力で一生懸命で。気合が入りすぎて、どこか失敗しちゃう部分もあったりして。それが彼のいいところでもあるんだと思うんですけど^^

動きの大きいキレキレのダンスとか、ソロの時に見せる表情とか、キャーポイントで絶対キャーもらいに来る姿勢とか、ファンサの対応とか、あとは今回の挨拶とか。

そういう一つ一つのことが丁寧に出来ている姿を見るたび、すごく大きな努力を感じました。私の勝手な憶測だけど、聡ちゃんって他のメンバーよりも色んなことに対して時間がかかる人なのかなって印象があって。その聡ちゃんが、他のメンバーに負けないような強い個性を出せるようになってきたのは、日々の生活の中で色んな研究をしたりレッスンを重ねたり、私達の見えないところの聡ちゃんの頑張りがいくつもあるからなんだろうなって。チャンスの順番って絶対あると私は思っていて。自分の順番が来た「その時」にどれだけ力を出せるか、それが大事で。遅いも早いもないんだと思うんです。だから、そうちゃんも焦らず自分らしさを色づけていってほしい。努力をやめないって、一番難しいことだと思うけど、それが才能を超えることもあると思うんだ。

緑色に染まったアリーナ、なんだかすごく暖かくて、綺麗だったな〜〜;;

 

健人くんは、圧倒的にエンターテイナーでした。

健人くんって本当になんでもできるんだよね…個人的に器用になんでもできるタイプとは少し違うと思うんだけど、健人くんしか出来ないやり方で魅せてくれる人というか…もちろん努力と賢さもあると思う。でも一番は、向上心だと思うんですよね。誰かに負けたくないとかじゃなく、自分自身の高みをいつも目指している人だなって。

やっぱり健人くん、すごいアイドルだな…って思った。健人くんの中にある中島健人像がしっかりしていて、それがいつもブレないので、本当に気持ちいいよね。。。

健人くんが中島健人でいてくれるだけで、セクゾンめちゃくちゃ強いんだわ!!ライブで伝わる風磨くんの良さが「え?菊池風磨くんってこんな人だったの??!」ってなるギャップだとしたら、健人くんは圧倒的に、「わ〜〜これが中島健人か〜〜本物だ〜!」っていう感動だと思うんですよね。中島健人くんってホンモノなんだ!っていう感動があるよね。そしてその想像を軽々と超えてきてくれるんだよね。

健人くんって、それを普通にやるけど、それって一番簡単じゃないことで。誰よりもファンの求める自分でいてくれる人だなって思います。

Sexy Thank Youとかも、使い始めた当初セクシーサンキューって…笑 みたいな感じだったのに、今となってはSexy王国の公用語になってるんだもん。凄いよね。

今回は、何よりメンバーと絡んでる健人くんが本当に楽しそうで、特に風磨くんと話している時のお顔がキュルルンってして(るように見え)て、風磨くんが言うことに本当に楽しそうに笑う顔が本当に可愛くて…>< ああ健人くんにとって本当にグループが心をやすめる場になったんだな〜〜っていうのが伝わってうれしかった。

最後の挨拶で、風磨くんにかけてくれた「今回、5人をまとめようと必死に頑張って素敵なSTAGEを創ってくれました」と言ってくれた健人くんの優しい声を聞いて、本当に風磨くんのシンメが、健人くんでよかったなって思いました。STY!!!

 

そして、風磨くん。

風磨くんが今回のライブを演出するって聞いてから、すごくすごく楽しみで。2度のソロコンで、演出力の高さは知っていたし、ふうまくんの創る楽しい空間には信頼しかなかったので、セクゾンをどうプロデュースしてくれるんだろうって、めちゃくちゃ楽しみだった。でも、やっぱりどこか不安な気持ちもあって。他のメンバーのファンに受けいられるだろうか…あのソロコンみたいな雰囲気は生まれないんじゃないかって思ってた。

でも幕が上がると、本当に評判が良くて…今までで一番楽しかったという声もたくさん挙がっていて。風磨くんって本当にすごい人だなって思った。

前から、この子はすごいと思ってたけど、今回は…というより毎度風磨くんが手がけるライブを見るたびに、期待以上のものを見せてもらえるので、新鮮に驚きます。こんなに出来るのかと…。 

いろんな人のブログを読んでいても、「風磨くん、天才」ってワードをいろんなところで見た。本当にそれは間違いなくて、彼は天才なんですけど(モンペ)笑

でもね、風磨くんがソロ公演とかのライブ演出をするようになってから、色んな先輩やアーティストのライブ観に行っていたこと、ここ1-2年いろんなとこで聞いていて。その才能は、積み重ねてきた努力と経験と、持ち前の賢さが基にあること、ちゃんと知ってるつもりです。まぐれでもなんでもなく、ちゃんと風磨くんが掴んできたモノだと思うから、今回の評判もしっかり自信にしてほしい。本当に素晴らしかったよ!!!

今回このツアーの演出を見て、風磨くんの才能とセンスを信じてついていきたいって改めて思いました。風磨くんの才能とセンスに心から惚れ直しました!!私は君の才能がセンスが大好きです。

 

あとー、これは書こうか迷ったんですけど、オーラスで「可哀そうかな?」ってあの頃の話を言った風磨くんの言葉を聞いて、なんだか少しホッとしました。ああ、やっぱりまだ悔しかったんだ、って。

風磨くんが、いまだに3人体制の話をすることを嫌がる人もいますけど、ずーっとずーっと悔しかったんだと思うんですよね…。だから、その当時に聞こえてきた言葉を覆したいというか…そういうのもあるんじゃないかなって。

今思い返してみても、風磨くん当時から「この体制に可能性を感じる」「可哀想じゃない」って、ずーっと同じようなこと言ってたんだよね。きっと根本は何も変わってなくて。変わったことがあるとすれば、受け手であるファンの気持ちだと思う。あの時は、何を言ってもファンの耳にメンバーの声がまっすぐ届いてなかった。何を言ってもダメで非難されてしまうことが多かったから、相当悔しかっただろうなって思う。でも、今、STAGEで5人のパフォーマンスと成長を披露してから言ってくれた言葉は、あの時とは違う意味で色づいてファンの心に届いたんじゃないかなって。もちろん、まだ色々言う人がいるのはわかるけど。でも多くを認めさせたのは、まぎれもなく5人の努力だと実力だと私は思うし、5人の粘り勝ちだと思うんです。

だから、もう謝らないでほしい。何が正しくて間違いだったのかなんて、誰も分からないし、もう何を言ったって過去は変わらないから。5人が歩んできた道を誇りに思ってもらいたいです。今回のライブで、そのへんの気持ちに決着がついてるといいな〜って思います。

 

◇もっとの先

最初にSTAGEのライブを見た時、こんなに観たかったものが全て観れるライブってある??!こんな今出来ることを全て出し切ります!みたいな演出しちゃって、今後大丈夫なの??!って思ったんですけど。笑

今回は5年間を振り返るというより、5年間で手に入れてきた様々な武器を披露してくれたようなライブツアーだったと思います。

ここからが、その武器を持っての本当のスタートなのかな〜って感じました。

 

 

風磨くん、ツアー中のラジオでこんなことを言っていて。 

菊池くん、ライブとは?ってこと勉強してたんですよね?大学時代。「新しいライブを創る。今までのライブの概念を壊す」が卒論のテーマ??

今回は、どっちかというと今までの概念に則した感じではありますけどね。卒論では、違うことをやりたいなってまとめてます。

(2017/04/04 下埜正太のショータイムレディオ)

 

わ〜〜!!今回のライブは、「新しいライブを創る」の完成系ではなかった〜〜!!!

こんなに新しいものを見せてもらったのに、まだまだアイディアは沢山あるということですね…>< 未来明るすぎる。。。

 

多分、彼らにとっての「全て」をここで出し切っていたとしても、きっと新しいモノを生み出していくアイディアやパワーがちゃんとあって。そこに対して絶対的な自信があるんだって感じました。このSTAGEツアーよりも、もっと新しい姿をこれからどんどん見せてくれるんじゃないかなって期待してます。だから今回は終わった寂しさより、これから始まる未来へのワクワクの方が強いです^^

次は、どんなライブを魅せてくれるんだろう?

 

 

 

 

「もっともっとすごいライブ創りますから!」

あの夏の約束が、ずっと有効であるのなら、

「もっと」の先で、今より沢山の愛に包まれて大きく笑う彼らに出会えますように。

「もっと」がずっと続きますように。

 

 

最高のライブを、ありがとう。

 

びび