優しさと強さと、ぎゅっと。

どれだけ強くならなきゃ

人は生きられないんだろう

それを超える 優しさがこの僕にあれば

 

「無邪気な時間は過ぎやすく」っていうSexy Zoneの曲のなかにこのフレーズがあって。

風磨くんが歌うこのパートがすごく好きなんですよね。

初めて聞いた時、なんとなく、ふうまくんにピッタリだなって思ったから。

 

ツラい時や苦しい時、どうしても強くならなきゃ、強くなりたいって思ってしまいがちで、頑張らなきゃ!って自分に喝を入れて毎日生きているけど、誰にだってなんとなく気合の入らない日や上手くいかない日ってあると思うんです。

強くあろうと自分自身を自分なりの方法で鼓舞することは、大切で立派だと思うんだけど、強くなりきれなかった時その分しんどくなったりする。

 

「強くなる」って、なんなんだろう。

「強くなる」ことがいつだって正解なんだろうか。

 

そんなことを最近少し思っていて。

 

でも「強さ」を超えられるのは「優しさ」なのかもしれない。

Sexy Zone ぎゅっと 」の歌詞を聞いて、そんなことを思いました。

 

http://j-lyric.net/artist/a055cda/l042c30.html

 

どんな時も笑顔でいる 優しいひと
隠れて泣いてる 優しいひと
もうちょっと、あともうちょっと
本当の君でいいじゃん

 

いつも頑張ってること
僕は分かっているからね

 

いまもぎゅっと抱いて それをぎゅっと抱いて
自分だけは絶対離さないで
いまもずっと泣いて 今日もずっと泣いて
ここまでやって来たんでしょ 大丈夫

 

自分の頑張りを、褒めてあげること。

弱い自分も、認めてあげること。

自分に優しくあることで、強さを超えていけることって

きっと沢山あるんじゃないかって、そう感じました。

 

自分に優しくあることで、人にも優しくできる。

  

この曲キャッチコピーが

「大切なあなた」と「大切なじぶん」へ贈る歌

ってなってるんですけど。

 

確かにこの曲、「じぶん」から「大切なじぶん」へ贈ってあげるための歌なのかもしれない。

きっと私が「大切なあなた」と想う誰かに贈るとしても、

その「あなた」自身から「大切なじぶん(私のとっての"あなた")」に贈る歌になればいいなって思えるような、そんな曲です。

 

 それでも夜は明けるけれど、君にとってはツラいんだろな

空にはゆっくり 雲が流れる

 

「明けない夜はない、どんな時でも朝は来るから大丈夫だよ」

 と歌う応援歌ではなく、朝が来ることをツラいと思っている人たちがいることを

わかっていて、そのツラさに寄り添う気持ちが本当に温かいなあ。

 

いつもきっと いまもずっと

ぎゅっと抱いて たまにぎゅっと堪えて

笑いあった横顔思い出して

明日をちょっと待って そう胸を張って

このままゆっくり歩こう

 

悲しい思いやツラい気持ちって、そう簡単になくなるものではないから

すぐ切り替えることができることだけが正解ではなくて。

ゆっくり空を見上げて、深呼吸したりして。

そうやって明日をちょっと待つ時間を もう少し大切にできたなら

自分をぎゅっとしてあげられるのかなって。そんな風に思います。

 

この「ぎゅっと」、実はメンバーの菊池風磨くんが共作しているものなんです。

 

 

「僕らもそうなりたいんですけど、嵐兄さんってドン底で落ち込んでる人を、コッチだよって上に引っ張りあげるんじゃなくて、下からグワーッと押し上げてくれる感覚なんですよ。その押し上げてくれる感覚が、僕を鼓舞してもらえてる感じがしますね」

 

今年の嵐のワクワク学校の最終日。

風磨くんは、そんなことを大好きな嵐兄さんの前で、ほぼ嵐さんのファンでいっぱいの東京ドームで言っていました。

 

それを聞いて、私は風磨くんが少し前に言っていた言葉を思い出したんです。

 

きっと、風磨くんは嵐の曲を教科書のようにして、

道標として、お守りにして生きてきた人だと思うんです。

どこか切なくて懐かしくて優しい楽曲たちが、今の風磨くんを作っているんじゃないかなって、風磨くんが毎回ソロコンで嵐兄さんの曲を聴かせてくれるたびにそう思います。

 

見た目は、少し派手でやんちゃでカッコつけているように思われるけど

すごく繊細であたたかくて、優しい人。それが私の思う、菊池風磨くんという人。

だからメンバーが口を揃えて、「ぎゅっと」は風磨くんらしい歌だと言ってくれたことが、すごく嬉しかった。

 

5年前、今のグループでいることに少し戸惑っていたように見えたあの時の風磨くんに、この曲を教えてあげたいな〜〜

こんなに素敵な曲を書いてるよ、素敵なグループになってるよ、って^^

でも「自分だけは絶対離さないで」「自分にだけは嘘をつかないで」ここまでやってきた風磨くんだからこそ、今この歌詞が歌えるのだろうとも思います。

どんな迷いも葛藤も悔し涙だって全部全部、それがあったから今があるんだよね。

「ぎゅっと」は今の風磨くんだから、歌える歌なのかもしれないですね。

 

 

「ぎゅっと」が初めて吾輩の部屋であるのエンディングで流れたきた時の気持ち、

きっとこの先ずっと忘れられないだろうなあ。

「ぎゅっと」を聞くと、主演ドラマが発表されてから今日の最終回までのことを

この先いつまでも思い出す気がします。

 

ワガヘヤ、本当に素晴らしいドラマでした。

 

内容も好きだったし、風磨くんの今まで見たことのないようなお顔も見れたし

何より回を重ねるごとに哲郎になっていく風磨くんの演技がすごい良かった。

スタッフの皆さんにもたくさん愛されていたことが画面越しにもいっぱい伝わってきてこんなにあったかい気持ちになるドラマは久々でした。

改めて、風磨くん初主演ドラマおめでとう。そしてお疲れ様でした。

夢をまた一つ、叶えてくれてありがとう。

 

 

いつか、いつか。

この先どこかで悩んだり、くじけそうになったり。

夜明けがツラいと思う日が来るかもしれないけれど、

このドラマをやりきった風磨くんなら、きっと大丈夫。

 

風磨くんの優しさには、強さがあると私は思うから、

その優しさに強さに、勇気付けられる人がきっといっぱいいる。

 

そして、まだ先の未来で風磨くんを、

Sexy Zoneを待っている人がたくさんいると思うから。

 

 

これからも、たくさんの人をぎゅっとして

たくさんの人にぎゅっとされる人でグループであってください。

 

 

 

Sexy Zone

デビュー6周年おめでとう。

 

ふうま哲郎くん、

すてきな月曜日の夜を、2ヶ月間どうもありがとう。

 

 

君たちに出会って重ねてきた想い出たちが

いつだってわたしを優しく、そして強く「ぎゅっと」してくれる気がします。

すてきな7年目になりますように。

 

びび

 

 

#SexyZoneデビュー6周年おめでとう

 #ありがとうふうま哲郎またね